海外で「出生証明書(Birth Certificate)」が必要な場合、日本では一般的に「戸籍謄本」が代用書類となります。
しかし、戸籍謄本は日本語表記のため、英語に翻訳する必要があります。
本記事では、戸籍謄本を英語に翻訳して出生証明書として使う方法や、必要な認証について解説します。
戸籍謄本を英語に翻訳する方法
戸籍謄本を英語に翻訳する方法は、主に以下の2つの方法があります。
- 自分で英訳する方法
- 翻訳サービスを利用する方法
1. 自分で英訳する方法
戸籍謄本を自分で英訳することも可能ですが、提出先の国や機関によっては、自己翻訳が認められない場合もあります。
例えばカナダでは、翻訳の信頼性が重視されており、本人や親族による翻訳は認められていません。
自分で戸籍謄本の英語版を準備する際には、提出先ごとの要件をしっかり確認し、必要な用語や英語表記の正確さに注意する必要があります。
自分で英語翻訳するときの注意点については、こちらの記事も参考にしてください。
>>証明書の翻訳は自分でしてもいい?意外と見落としがちな落とし穴
2. 翻訳サービスを利用する方法
信頼性や正式な翻訳証明が必要な場合には、翻訳サービスを利用する方が確実です。
多くの提出先では、公式な書類として認められるために、プロの翻訳者や翻訳会社による翻訳が必要とされています。
海外渡航のために戸籍謄本の英語訳を準備する場合は、行政書士事務所や翻訳会社に依頼するのが一般的です。
依頼先によっては、翻訳に加えて認証の手続きも一括で対応してくれるところもあり、手間と費用が抑えられます。
英訳した戸籍謄本に必要な認証
英語に翻訳した戸籍謄本を公式書類として使用する際には、認証が必要になるケースが多くあります。
認証の手続きは、提出先の国や機関により異なり、適切な認証を受けていないと書類が無効とされる場合があるため注意が必要です。
英訳した戸籍謄本を認証するための流れについて詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
>>【ビジネスや留学】海外渡航者必見!公印確認とアポスティーユの違い
プロに依頼するメリット
公証の取得や「公印確認」「アポスティーユ」などの手続きは、慣れていないと時間と労力がかかります。
こうした手続きに不安がある方は、翻訳と認証手続きの代行サービスを提供している専門業者の利用がおすすめです。
認証手続きは、外務省や公証役場といった複数の機関で行うため、プロに依頼することで手間を省き、時間的な余裕も確保できます。
信頼できる翻訳サービスを利用し手続きを一括でサポートしてもらうことで、戸籍謄本の英語訳を安心して準備できます。
まとめ
海外での手続きで「出生証明書(Birth Certificate)」が求められる場合、日本では「戸籍謄本の英語訳」を代用することが一般的です。
自己翻訳も可能ですが、提出先の要件によってはプロの翻訳者や翻訳会社での翻訳が求められることがあるため、翻訳サービスを利用する方が確実で安心です。
エバーグリーントランスレーションでは、プロによる精度の高い翻訳に加え、翻訳証明、公証、外務省の公印確認・アポスティーユ取得までサポートしています。
戸籍謄本の英語訳が必要な際は、あなたの海外での手続きをスムーズに進めるパートナーとして、ぜひエバーグリーントランスレーションにお任せください。