個人から官公庁・大手企業に至るまで幅広い局面で利用される機械翻訳(自動翻訳)は、近年の技術革新に伴い、高精度の翻訳が可能となってきています。この記事では機械翻訳のメリットとデメリットについて考えていきたいと思います。

■機械翻訳サービスとは

かつては翻訳作業というと、人力による翻訳(ヒューマントランスレーション)を主体として行われてきました。
細やかな表現や微妙なニュアンスを正確に翻訳したり、専門性の高い言葉を適切な言葉に置き換えたりと、高精度の翻訳は経験豊かな翻訳者にしかできない特殊な作業だったからです。

無料オンライン翻訳なら手軽に翻訳ができる

しかし大量の文書を短時間で翻訳するには、人間の手で行うには限界があります。そこで、機械に翻訳させる機械翻訳(自動翻訳)が開発され、現在ではGoogle翻訳などを利用してオンライン上で手軽に翻訳できるようになりました。

> Google翻訳ってホントのところどう?実際に検証してみました

■Google翻訳よりも精度の高い翻訳会社の有料機械翻訳

Google翻訳などの無料オンライ翻訳とは別に、翻訳会社が有料で提供する機械翻訳もあります。
無料の機械翻訳では難しい、専門的な分野や作業量の多い翻訳でも、安価でスピーディな納品ができます。
品質的にはヒューマントランスレーションに比べて劣りますが、技術の進歩による精度の向上もあり、費用をあまりかけたくないという企業の間で有料の機械翻訳も認知されるようになってきています。

利用実態

品質はヒューマントランスレーションに劣るものの、簡単なメールや社内文書であれば、機械翻訳でも十分に対応可能となってきました。
また、機械翻訳とは違いますが、ヒューマントランスレーションを行う際も、Trados等の翻訳支援ツール(CAT [computer assisted tool]、対訳型のデータを適切に使用するもの)を適切に利用することで、クライアントの細やかな要望に応えています。

機械翻訳の注意点

精度が上がってきたとはいえ、機械翻訳はヒューマントランスレーションにまだまだ太刀打ちできないものがあります。
例えば、言語の違いによる表現の違い、あるいは文書に込められた感情の機微など、機械翻訳では正確に表現することができません。同じ言語でも地域によって方言もあったり、専門用語の独特な言い回しもあったりします。

機械翻訳は作業効率を上げられますが、作業内容によって正確性が持てない場合があるので注意が必要です。

■ヒューマントランスレーションと機械翻訳の比較

日本語5,000文字を英語に翻訳する場合で、ヒューマントランスレーションと機械翻訳を比較しました。

 

ヒューマントランスレーション 機械翻訳
価格 1文字15円として75,000円程度 1文字5円として25,000円程度
正確性 人によるため細かなニュアンスも対応可能 不自然な表現がある場合もある
納品時間 1週間程度 数日程度

ヒューマントランスレーションは、文書の種類を問わず柔軟な翻訳が期待できますが、相応の翻訳時間もかかります。

一方、機械翻訳はたった数秒で翻訳を終わらせ安価で作業効率が高いのですが、不自然な翻訳になる可能性もあります。

> エバーグリーントランスレーションの翻訳料金をご確認ください

 

> ヒューマントランスレーションの利用に関する問い合わせはこちら

まとめ:結局どちらが良い?

機械翻訳は一定の品質で、費用と作業時間の短縮を優先させたい企業に向いています。時間がかかっても翻訳の品質が必要なときは、ヒューマントランスレーションにまさるものはありません。それぞれのメリット・デメリットを考え上手に利用することが重要です。