■オリンピックによる観光客数増加は2割以上と想定
2020年東京オリンピックにおいて、政府の打ち出している目標をご存知でしょうか?
政府は、このオリンピックをきっかけとして、年間2000万人もの訪日観光客の増加を目指しているのです。

じつはこの数字、「訪日観光ビザの要件緩和」「為替円安」などによって、かなり現実的になってきています。これはオリンピックを利用して、訪日観光客をホテルに集客するチャンスとして、見逃せません。
そこで、過去2大会、夏のオリンピック(リオデジャネイロ、ロンドン)による訪問観光客増加の傾向を確認し、そこから訪日観光客の集客の可能性がどれくらい見込めるのか、洗い出してみました。ぜひ、2020年の東京オリンピックの際に、ホテル集客のヒントとしてご参考にして頂ければと思います。

■過去オリンピック開催国の観光客数は長期的に増えている
じつは、オリンピック開催国は「開催が決定した時から」注目されるようになり、訪問観光客数も増加する傾向にあります。

たとえば、2000年開催のオーストラリア、2004年のアテネ、2008年の北京、2012年のロンドン、これらすべての観光客人数は開催が決定した年から開催まで、例年の2割以上の増加となっています。
開催が決定するのは、開催年から7年前。
この7年間はずっと観光客数が増加し続けていくということです。
オリンピックの開催国は、長期的に観光客増加の効果が見込めます。

■オリンピック開催国のGDPは増加傾向に

開催国のGDPは増える傾向にあるようです。その背景には、
①建設投資が盛り上がる
②海外からの開催国認知度が高まり、観光客が増加する
の2つがあると考えられています。また、開催後もGDPの減少はあまり見られず、持続傾向があるようで、つまり、オリンピック開催後も観光客の人数は、下がらないとされています。

■観光客増加により満室ホテルが続出!チャンスが必ずある
さきほど、オリンピック開催国の観光客は2割以上増加するとお伝え致しました。じつは、開催の年よりも開催後5年間、更に観光客が上昇する傾向が過去の開催国(2000年オーストラリアから2012年ロンドン)データから分かりました。
ですので、オリンピック終了後を見越した、長期的な訪日観光客に対するアプローチ施策を検討されるのをおすすめします。