ニューヨーク・ポスト
Eileen AJ Connelly

2020年3月28日

https://nypost.com/2020/03/28/chinas-wuhan-where-coronavirus-emerged-begins-easing-lockdown/

ロックダウンから2ヶ月が経った中国の都市、武漢では、土曜日に制限が緩和され始め、幾つかの地下鉄は少しずつ運行を再開し、外部との境界が再び開放されている。

12月にコロナウイルスが最初に勃発した都市に日常を戻したことは、これまでに中国で8万2千人近く、全世界で60万人以上を感染させたウイルスとの戦いにおける、中国にとってのターニングポイントである。

中国で報告されたCOVID-19による死者3,299例中、3,177例は1.1千万人の人口を擁する武漢のある湖北省でのものであった。武漢の葬儀場に並ぶおびただしい数の骨壷など数多くの手がかりが感染者数と死者数がより多い可能性を指摘しているため、中国から発表された数字には疑問が呈されている。

封鎖措置により数ヶ月間にわたって上海で足止めを喰らっていた19歳の学生Guo Liangkaiは、武漢に到着した最初の列車の内の一つに乗っていた。「家族と会えるのはとても幸せです」と中央駅で母親の出迎えを受けた後、Guoさんはロイター通信に語った。「抱き合いたかったのですが、今は異例の期間なので、抱き合うなどということはできないのです。」

当局は中国中央部に位置するその工業都市への人の出入りを止めるべく、厳格な措置を取った。

家族は各自の家に軟禁された。バスとタクシーの運行は中止となり、生活必需品を扱う店のみが営業を許された。

ロックダウンはやがて中国の他のほとんどの省へ広がり、ピーク時にはおよそ7億人が自宅待機し、行動を制限するよう指導された。今、世界中の他の国々が似たような、しかしさほど厳しくない措置をとる中、中国は封鎖を緩和し、国家を平常に戻そうと努力している。

「仕事の再開はある種の希望を示していると思います。少なくとも中国はこの戦いに勝利したということです」と封鎖された武漢に入れず、土曜日に帰還した労働者のうちの一人である35歳のZhang Yulunは語った。

しかしながら、武漢の封鎖を緩和すると、病気の第二波を煽る可能性があると少なくとも一つの研究は警告する。

土曜日に中国国家衛生健康委員会は、金曜日、中国本土で54件のコロナウイルス新規症例が報告され、その全てがいわゆる輸入感染症例に関わるものであったと発表した。

中国は、土曜日から有効な中国ビザや居留許可を持つ外国籍の者の入国を一時停止した。最後に武漢でウイルスの市中感染が確認された症例は、月曜日にまで遡る。

原題:China’s Wuhan – where coronavirus emerged – begins easing lockdown

※本稿は英語原文からの翻訳であり、弊社は本稿の利用から生じた損害に対して一切の責任を負いません。